全ては他人事
東京にいて、私が沖縄出身だというとたまに基地問題の話がでます。
その時に" 同じ日本でも離れているから身近に感じることがなくあまり考える機会がない"とのこと。
その人が沖縄に行って知り合いなどと話していると
「なんでそんなに考えないのか。基地問題にもっと興味を持て」と言われたそう
でも、その人は逆に
「それじゃあ、あなたは東日本大震災のことについて基地問題と同じように考えたことはあるのか」
そう聞くと、黙り込んだそうです。
みんな、自分に関する問題で精一杯なのかなと。
いくら頭に情報があったとしても、その問題を詳しく調べたり現状を理解する人は全体的に考えるとあまり多くないのではと感じます。
実際に私もその中の一人であり
基地問題に関しては根深い問題も入っているため、まだ基地問題に対して全てを知るほど詳しくないので、軽い気持ちでは口を挟めません。
また、東日本大震災に関してはあれから約8年経とうとしています。現地に行ったことがない私ですが、未だに復興したとは言えない。そんな状況らしいです。
情報が溢れ、良くも悪くもインターネットが普及している現代。上手く活用できる方法は?と考える毎日です。
" THE YELLO MONKY" の " JAM "
あの偉い発明家も 凶悪な犯罪者も
みんな昔子供だってね
外国で飛行機が墜ちました ニュースキャスターは嬉しそうに
「いませんでした」「いませんでした」
僕は何を思えばいいんだろう
僕はなんて言えばいいんだろう
私が好きな歌手・好きな曲です。
どんな善人でも、どんな悪人でもみんな子供だった。
どんなに名を残すほどの偉人でも、名を残すほどの凶悪犯でも命に終わりがあって。
生きる上で、生まれた国が違くても環境が違くても寿命が人それぞれでも
早かれ、遅かれ命に終わりが来ることはみんな平等なのだとそう感じました。
また、上の歌詞と同じような話を高校生の時にしたことがあって
海外で事件があった時
「現地に日本人はいませんでした」
そんな言葉を聞くたびに疑問を抱いていた友達。
日本人がいなければそれだけでいいのか?現地の人は?
もちろんニュースキャスターの方もそんなつもりで言っているのではないとわかっています。ですが、どうしても心が痛くなります。
大きなことばかり書きましたが
身近な自分の生活にたとえて似たような感情を持つことがあります。
悪いように聞こえてしまいます。でも、決し良いように伝えたいとも思いませんが、全ては他人事なのかなと。
( 私の言葉足らずで悪い思いをしてしまった方は申し訳ないです )
2011年3月11日に起こった出来事。もう一度、今の現状を