まいにちの詩 10月8日

まいにちの詩

 

 

 

コンビニからでてきた お弁当の入ったレジ袋

バイクに跨り お家へと帰って行ったのかしら

 

薄暗くなった頃 すれ違った賑やかな少年たち

自転車は隣同士に並んでいて

 

懐かしさを感じ 遠目で見ていたわたし

リュックに重みがかかったように感じた

 

真っ直ぐ帰りたくなかったのに

寄り道なんかできなくって

 

 

2018/10/08

まいにちの詩 10月7日

まいにちの詩

 

 

 

わたしは わたしの表現の力がすきで

 

 

わたしは その力が いつか狼によって喰われるのではないか

すごく心配 すごく すごく

 

変にお人好しですから きっと 嫌われる自信がないのかしら

だから 騙されてしまうのではないかと

 

 

優しいお姉さんも 「気をつけてね」 と心配してくれました

嬉しいな 嬉しかった すごく

 

 

だから わたしは もっと 気をつけます

 

たいせつな たいせつな わたしの表現の力

誰かに 奪われてしまわないように

 

 

2018/10/07

まいにちの詩 10月6日

まいにちの詩

 

 

愛を語れば  笑うものがいて

夢を語れば  貶すものもいて

 


それでも 愛や 夢で 地球はまわっていて

 


きっと あなたの心に眠ってるのは 愛や夢

そっと 寄り添っているはずで

 


きっと わたしに足りないものは 愛や夢

もっと 奥に縮こまってるはずで

 


起きなさいと 叫んでは すこし 心が痛くなり

それでも 求めているのは変わらずにいる

 

 

2018/10/06